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〜*プレフォーラム・子どもの権利条約フォーラム2023 in とよた*〜
40  [終了]オータムカレッジ『木村泰子さんと語りあう!子どもアドボカシー文化ってなんだろう?』


【無料上映会の方は満席になりました。講演会は申し込み可能です。(2022年9月14日11:40時点)】

あなたが幼い頃、大人から丁寧に気持ちを聞かれたことはありますか?

あなたがあなたの気持ちや考えを、話しやすいようにしてもらったことは、ありますか?

あなたの気持ちや考えを、代弁してくれる大人はいましたか?

反対に、あなたの気持ちや考えを聞いてもらえなかったことはありますか?

話しやすい雰囲気をつくってもらえなかったり、代弁してもらえなかった経験はありますか?

そのとき、どんな感情が、湧き起こりましたか?

子どもと大人に違いはたくさんありますが、違わないこともたくさんあります。
小さな子どもが、気持ちや考えをうまく表現できなかったとしても、その子の尊厳と権利までもが小さいわけではありません。

届きにくい声、小さな声が届くように支援して、結果を出す行為をアドボカシーと呼び、その支援は「マイク」に例えられることがあります。

木村泰子さんをお迎えして、子どもアドボカシー(advocacy)文化について語りあいます。
子どもたち抜きに子どもたちのことを決めない世界を、一緒にイメージしてみませんか?

すべての方に聴いていただきたい内容ですが、特に子どもに関係するお仕事をされている方(保育・教育職員の方、教育行政に携わる方など)、またはそうした職業を志望している方、子育て中の親御さん、子どもを見守る地域の方にご参加いただきたいです。 

もちろんお子さんもぜひ一緒に聴きにいらしてください。 



講師:木村泰子さん(初代大阪市立大空小学校長)
ききて:アンドウジュン(こどものマイクけんきゅうかい)



*アドボカシーとは:『人の懸念やニーズを支援するために代弁する行為である。人々が自分で語る声をもって いる場合には、アドボカシーとは、彼らの声が皆に聴いてもらえるよ保障することである。また、彼らが自分でしっかりと語ることが難しい場合には、アドボカシーとは、援助を提供することである。彼らが自分で語る言葉をもたない場合には、アドボカシーとは、彼らのために語ることである。(Herbert,1989)』



*同日の午前、ドキュメンタリー映画『みんなの学校』無料上映会を同じ主催者、同じ会場にて開催します。→【無料上映会の方は満席になりました。講演会は申し込み可能です。(2022年9月14日11:40時点)】

(映画「みんなの学校」http://minna-movie.jp/)
・上映会のみの参加、講演会のみの参加ができます。
・上映会も事前に参加申し込みが必要です。
・上映会は先着70名様までとさせていただきます。



◎講師プロフィール
木村 泰子(きむら やすこ)さん

大阪府生まれ。
2006年に開校した大阪市立大空小学校の初代校長を9年間務める。
大空小学校では「すべての子どもの学習権を保障する」という理念のもと、教職員や地域の人たちとともに障害の有無にかかわらず、すべての子どもがいつもいっしょに学び合っている。
2015年には大空小学校の1年間を追ったドキュメンタリー映画「みんなの学校」が公開され、大きな反響を呼んだ。
この映画は文科省の特別選定作品にも選ばれ、現在も全国各地の教育現場などで自主上映されている。
2015年春に、45年間の教員生活を終え、現在は講演活動やセミナーで全国の人たちと学び合っている。

著書:
『「ほんとのこと」は、親にはいえない』(家の光協会2021)
『10年後の子どもに必要な「見えない学力」の育て方』(青春出版/2020)
『「ふつうの子」なんて、どこにもいない』(家の光協会/2019)
『「みんなの学校」流 自ら学ぶ子の育て方』(小学館/2016)
『「みんなの学校」が教えてくれたこと』(小学館/2015)

共著書:
『学校の未来はここから始まる』(工藤勇一氏・合田哲雄氏との共著/教育開発研究所/2021)
『「みんなの学校」をつくるために』(小国喜弘氏との共著/小学館/2019)
『タテマエ抜きの教育論―教育を、現場から本気で変えよう!』(菊池省三氏との共著/小学館/2018)
『不登校ゼロ、モンスターペアレンツゼロの小学校が育てる21世紀を生きる力』(出口汪氏との共著/水王舎/2016)


◎主催:子どもの権利条約フォーラム2023 in とよた準備委員会 / 同 実行委員会
◎共催:こどものマイクけんきゅうかい
◎共催:豊田市
◎協力:子どもの権利条約ネットワーク
◎協力:とよたこどものけんりフレンズ



*本会は、来年2023年の11月25日(土)、26日(日)に豊田市での開催が決まった“子どもの権利条約フォーラム2023 in とよた“のプレフォーラムです。



*子どもの権利条約フォーラムとは?


子どもの権利条約の普及と、子どもの権利について関心寄せる人々の意見交換、出会い、交流の場として始まりました。 
1993年から子どもの権利条約採択記念日(11月20日)前後に、全国各地でこれまで延べ29回開催されています。 
毎回2日間で、延べ1,000人近い参加者が開催地及び全国、そして海外から集まり、子どもを取り巻く環境や課題について、現状報告、意見交換を行っています。
(第30回目となる本年は、12月10日(土)・11日(日)に、沖縄県那覇市にて【子どもの権利条約フォーラム2022inおきなわ​】が開催される予定です。
詳しい情報が分かり次第、ご案内いたします。)

豊田市は、豊田市子ども条例を2007年に制定しています。 
子どもの権利を保障し、社会全体で子どもの育ちを支え合う仕組みを定めることにより、子どもが幸せに暮らすことのできるまちを実現することを目的とした条例です。

豊田市子ども条例は、国際条約である子どもの権利条約の理念に基づいて作られていますので、この機会に条約、条例ともに親しんでいただきたいと思います。

実施スケジュール

注意事項

*12:10頃より受付を開始いたします。木村泰子さんの登壇は13:30丁度からになりますので、時間に余裕を持ってお越しください。

*午前中の映画『みんなの学校』無料上映会にお越しの方へ。
開場は9:30、上映開始は10:00から、上映時間は106分(1時間46分)です。

案内人

こどものマイクけんきゅうかい代表 ・子どもの権利条約フォーラム2023 in とよた準備委員会代表

安藤 順(あんどう じゅん)

こどものマイクけんきゅうかい、ひゃくようばこ代表。絵本よみ楽団猫と子は扉をしめないのメンバー。日本イエナプラン教育協会愛知豊田サークルの世話人。
子たちの尊厳を大切にするための学びの場づくりをしています。
2023年11月25日(土)、26日(日)の2日間に渡り豊田市で開催することが決まった“子どもの権利条約フォーラム2023 in とよた“の準備委員会を4月に立ち上げ、その代表をしています。


【こどものマイクけんきゅうかいについて】
かき消されがちな、子どもたちの声。届けられない気持ち。届けられない考え。届けられない意見。
子どもたちが安心して、気持ちや意見を表明できる環境と文化をつくるために。
わたしたちは子どもアドボカシーについて学びあう場として、こどものマイクけんきゅうかいを立ち上げました。

【子どもアドボカシーについて】
子どもと大人に違いはたくさんありますが、違わないこともたくさんあります。
小さな子どもが、気持ちや考えをうまく表現できなかったとしても、その子の尊厳と権利までもが小さいわけではありません。

届きにくい声、小さな声が届くように支援して、結果を出す行為をアドボカシー(advocacy)と呼び、子どもアドボカシー活動(child advocacy)を行う人を子どもアドボケイト(child advocate)と呼びます。

その支援は「マイク」に例えられることがあります。ただし、「マイク」のスイッチを入れるのはその子自身。「マイク」が勝手に喋り出して代弁することはありません。

イギリスの子どもアドボカシーの第一人者、ジェーン ・ダリンプルさんは 『子どもたちの話を聴いて、子ども主導で物事が進められるようにしていくのが子どもアドボカシーの仕事です。』 とおっしゃいます。

そして 『子どもアドボカシー文化は子どもたちと一緒に作っていくことが大事です。
それは不可能なことではありません。出発点は、子どもたちは社会的な主体であり、自分の人生について自分の意見を持っているのだということを認めること。
そしてその意見を大人たちと共有できるのだということを認めることです。

子どもたちは常に「尊重されたい」と思っています。他者と「安定した関係を築きたい」、「一定の支援を受けたい」と思っています。「大人と同様に意見を大切にされたい」と思っています。』

とおっしゃいます。

わたしたちは子どもの頃、確かにそんな風に思っていたはずなのに、大人になると、子どもたちにそうしてあげたい、とは思えなくなりがちです。

子どもアドボカシーの担い手は、組織に所属する専門職、親などの近しい人たち、同じ背景を持つ人たち、そして組織に属さず独立性を保ちながら支援する人たちに分かれます。

それらが役割を補い合って、みんなで子どもたちを支えるのが、理想です。

【こどものマイクけんきゅうかいの場づくりについて】
わたしたちは、講座やワークショップの場を作るときに次のことを大切にしています。

◎学び場でもあるけれど、息抜き、休息(respite)の場でもあり、ママなどの役割を降ろして横に置ける場に。
◎聴くことと話すことを分けて、それらを丁寧に重ねる(reflecting)場に。
◎全員の声が大切にされる場に。遮られずに安心して話したいことを話せる場に。
◎何と答えようか、何を話そうかと考えながら聴かなくて良い場に。
◎話すことをゴールにせず、その人のペースでいられる場に。
◎各自の気づきのプロセスや速さに他人が口を挟まず、マイペースで思考できる場に。
◎自転車の乗り方を身体で覚えるように、共感と対話を味わう時間に。
◎対話の心地良さを味わうために、対等な関係性を。
◎この場に期待することをシェアしよう。

いかがでしょうか。
「日常ではなかなかそこまでは、できない」と思われるかもしれませんね。
わたしたちもそうです。
だからこそ、あえて、やってみるのです。
わたしたちは、こうした場づくりを大人同士がまず試みて、アドボカシーの素晴らしさを体感することがまず大切だと、考えています。
目指すヴィジョンとそのプロセスは一致させておきたいものです。


<主な事業>
1 子どもアドボカシー、児童福祉、子どもの社会的養護と権利保障に関する研究と講座開催
2 子どもを中心とした、または子どもを対象としたワーク
ショップの開催と、教育・人権イベントへの参加
3 子どもの権利・尊厳への理解を深められる絵本の選定・ 研究と、絵本読み活動
4 将来の子どもアドボケイト養成に関わる事業
5 その他、目的達成のために必要な事業

〈設立年月日〉
2019年7月1日
〈会員数〉
35名(2022年4月時点)

*とよた市民活動センター、および、とよた男女共同参画 センターの登録団体です。
*とよたSDGsパートナーの登録団体です。
*『広げよう!子どもの権利条約キャンペーン』の賛同団体です。
*子どもの権利条約フォーラムinとうかいに参加しています。
https://kodomonomic.hyakuyobako.com/


集合場所

豊田市福祉センター 41〜44会議室(4F)

〒471-0877 愛知県 豊田市錦町 1丁目1番地1

駐車場:有

申込み

◎午後の講演会:
つながる博Webサイト
または
下記のEメール、電話よりお申し込み下さい。
kodomonomaikuk@gmail.com
080-5697-5197
(上記電話番号宛のショートメールもOKです。)
*午前中の映画『みんなの学校』無料上映会の観覧も併せて希望される場合はその旨、教えてください。

◎午前中の映画『みんなの学校』無料上映会の観覧のみの場合:
下記のEメール、電話よりお申し込み下さい。
無料上映会は先着70名様です。
kodomonomaikuk@gmail.com
080-5697-5197
(上記電話番号宛のショートメールもOKです。)

問合せ先

子どもの権利条約フォーラム2023 in とよた準備委員会事務局 / こどものマイクけんきゅうかい
Eメール: kodomonomaikuk@gmail.com
電話: 080-5697-5197
(上記電話番号宛のショートメールもOKです。)

実施スケジュール

終了したスケジュール

実施日時
2022/10/09(日) 13:30 〜 15:30
定員  
49 / 200人
予約開始  
2022/07/06 12:00
予約終了  
2022/10/09 13:00
39
こんな遊び場があったのか!!

[終了]~プレーパークpresents~  映画「あそびのレンズ」上映会

  • 10/1 終了
  • 10/1 終了
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子どもの平和に生きる権利、自己の意思で共に生きる権利を考える ―こども基本法のもとで生きる子どもたちー *プレフォーラム・子どもの権利条約フォーラム2023 in とよた*

[終了]サマーカレッジ『戦争と子どもの権利』講師:喜多 明人さん(早稲田大学名誉教授)

  • 8/20 終了

テーマ:見る・知る

プログラムNo.40
オータムカレッジ『木村泰子さんと語りあう!子どもアドボカシー文化ってなんだろう?』

開催日

  • 10/9 終了
実施スケジュール

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